内科・循環器科・心臓血管外科
〒270-2253
千葉県松戸市日暮1-16-1
RG八柱ビル3F三井クリニック
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三井クリニックについて

当院の基本方針

  1. 患者様の立場に立った診療を行い、病状を分かりやすく説明するなど患者様の満足を追求します。
  2. 早期の診断を行い、必要な場合は、御希望の診療施設に紹介いたします。
  3. 健診により早期発見を目指します。

特殊外来

禁煙外来:現在、12週までは保険適応で、禁煙のための内服薬を処方することが可能です。禁煙でお悩みの方は是非一度、ご相談ください。
下肢静脈瘤外来:下肢静脈瘤でお悩みの方、深部静脈血栓症(いわゆるエコノミークラス症候群)が心配の方は、是非一度ご相談ください。保険適応範囲内で、検査と初期治療を行っています。

豆知識

≪下肢静脈瘤と深部静脈血栓症(いわゆるエコノミークラス症候群)について≫

この2つの病気は異なるものですが、患者様の中には、この2つの病気が同じだと思っている方がいらっしゃいます。ただし、この2つの病気が同時に存在することはあります。

まず、下肢静脈瘤に関して:
下肢静脈瘤が発症するのは表在の静脈です。静脈内には心臓にもどる血液が流れていますが、心臓より低いところの血液が心臓に戻るための1つの装置として、弁があります。立ち仕事などにより静脈内に血液がうっ滞すると弁の破壊が生じます。そうすると、血液がうっ滞⇒弁不全が進行⇒血液がうっ滞するという悪循環が成立し、血液の逆流が増大し静脈瘤が大きくなります。一度、瘤化した血管は薬物等で、元に戻すことはできません。瘤化した静脈は、既に血管としての役目を果たしていないものと考えて、治療を行います。

次に、深部静脈血栓症(いわゆるエコノミークラス症候群)に関して:
下肢静脈瘤が表在の血管に生じるのに対して、深部静脈血栓症は深部の静脈内に血栓ができる病気です。長時間に及ぶ同じ姿勢と脱水状態が重なると、発症する確率が大きくなります。
血管内に血栓ができてしまう詳しいメカ二ズムは、まだわかっていません。
更にこの病気で恐ろしいのは、下肢の静脈内に生じた血栓が心臓を通過し、肺血栓塞栓症を起こす可能性があることです。肺血栓塞栓症を発症した場合は、重篤な状態になることがあり、入院加療が必要となります。